岩国のシンボル・錦帯橋
日本三名橋に選ばれている錦帯橋は、世界的にも大変珍しい橋なのです。五連の木造アーチ橋のその技術は、東京スカイツリーの建築にも活かされているといわれています。錦帯橋の大きさはかなりのものです。長さは橋に沿って210メートル、直線だと193.3メートル、幅は約5メートル、橋台の高さは6.64メートルです。径間は35メートルもあるのですが、その間を無脚で渡している技術は匠の技としか言いようがありません。錦帯橋がかかる錦川は川幅が約200メートルもあるので、当時の技術ではひとつのアーチで川をまたぐことは困難でした。そのために橋台をつくって小さなアーチ型を連続させる橋をつくったのです。橋の上からの圧力でさらに強度が増すようにできているのが素晴らしいです。組みあげたケタにくさびを入れて勾配を緩めてなだらかなアーチを形成しているこのフォルムが東京スカイツリーに取り入れられています。河川敷から橋の裏側をぜひ見ていただきたいです。精巧な組木の構造で、幾重にも束ねたケタを巻金で補強して、強固な耐久性を作り出しています。平成の架け替えでもこの技法は守られて架け替えられました。ぜひ岩国を訪れたならば錦帯橋を渡ってみてください。
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